元バンド麺はただの人。

元売れないビジュアル系バンドマンの実体験、各ジャンルレビュー、その他ライフハック記事等を飽きるまで。

売れないドマイナーバンドが今捨てるべきこと3つ。

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こんにちは、凪です。

 

ブログのデザイン、レイアウトを見様見真似で調整してみましたがどうでしょうか?

 

見やすい、見辛いなど忌憚の無い意見を聞かせて頂けますと嬉しいですな。

 

 

さて、本日は売れないバンドが今捨てるべきこと、と題して、先行きの見えないビジュアル系業界でどうにか成り上がる為に何をすべきかを個人的な意見を元に身勝手に書き連ねていきましょう。

 

 

 

無駄な支出を捨てる

昨今のビジュアル系がなぜ金銭面で身動きが取れなくなるかと言うと、以前から散々書いてるように他の音楽ジャンルより金がとにかくかかる点に尽きます。

他ジャンルと比べて

・リリースペースが圧倒的に早い

・リリースの度に衣装や雰囲気を変える風潮

・上手くもないのに機材に拘り過ぎ

・やたらPVを撮りたがる

という傾向が見られます。

 

これらは無駄な支出であると考えます。

 

アーティストとして細部まで凝りたい、常に新しい事をしたい、と言う気持ちは勿論分かります。

しかし自称アーティストのままではいつまで経っても飯は食えません。

 

バンド=会社

だと考えて下さい。

 

自信を持って売り込みたい商材(音楽)が評価される基準とはなんですか?

商材(音楽)に付帯する会社側の気持ちなんてビジネスシーンでは糞の役にも立ちません。

商材(音楽)そのものがニーズに沿っているか、商材の質の良し悪し

ここを磨き上げる会社が評価され、生き残っていくのです。

看板やオフィスだけは立派、しかしサービスの質が悪い会社と誰が取引したいでしょうか。

 

この事から無茶なリリースはバンドとしての軸を失いかねないかつ無駄なお金であると僕は考えます。

 

そのPVや撮影は本当に必要ですか?皆がやってるから、と言う気持ちで漠然とお金を無駄にしていませんか?

上手に損切りが出来るバンドになり、潤滑で健全な運営に努めましょう。

 

 

漫然としたコンセプトを捨てる

個人的な意見ですが、武器のないバンドが余りにも多いです。

コンセプトはしっかりしてるのに、何故か傍目からそれが伝わりにくい。こういうバンドが多く勿体無く感じます。

本当になんでもいいんです、何か分かりやすく尖った所がないサービスに顧客は絶対に集まりません。

 

・メンバー全員がイケメン

・ボーカルが物凄く歌が上手い

・メンバー全員物凄く楽器が上手い

 

簡単な例ですがこれでも立派な分かりやすい武器です。

 

コンセプトなんて物は後からいくらでも付いてきます。

極端な話、売れているバンドが「カラスが白い」と言えばそれに客は賛同します。

 

漫然としたコンセプトよりまずは名刺になる所

他のバンドにここだけは絶対に負けていない

と言うところを模索し、分かりやすく提示できるバンドを目指しましょう。

 

 

余計なライブを捨てる

大小様々なイベントや企画ライブがありますが、何を基準に出演の可否を選択していますか?

あのバンドと仲良いから、あのイベンターにこの間お世話になったから、確かにそう言った横の繋がりも大事です。

 

しかしライブ出演もタダではありません。

 

無駄なライブに貴重な1日を使うくらいなら、その日に働いたお金を運営費に充当し、サービスを充実させる

 

僕が今もしバンドを組むとしたら上記の方針で運営すると思います。

無茶なライブは避け、しっかりと取捨選択を行なっていく事で、お金の流れが見え易くなり、より良いバンドの運営に繋がります。

 

また、平々凡々なライブを繰り返す事により

飽きる既存の顧客>新規の顧客

という悪循環を生む恐れも懸念されます。

 

いい加減なライブを捨て目的意識のあるライブを決め打ちする事により、顧客のライブ一本一本への注目度を上げましょう。

 

 

総括

以上、3つをご紹介させて頂きましたが、いかがでしたか?

さもこの意見が正しい事のように書いていますが、実際はどうだかわかりません。

ただ、傍からシーンを見ている立場としては、余りにも足し算な運営をしているドマイナーバンドが多いと感じられます。

これが上手くいかないから、じゃあ次はもっとお金を使った動きで、このコンセプトも足して、と全部乗せ丼みたいなバンドが散見されます。

 

僕はバンドは引き算であるべきだと考えます。

 

余計な物を捨て、身軽な体で的確に狙いを定める。

シンプルにこれが成功への動き方なんじゃないでしょうか。

 

ただそれが簡単に出来たら誰もが苦労しないんですけどね。

 

 

所詮は机上の空論ですのでご参考までに。